膝の痛み

このページでは、当院に来院される症状でよくみられるものをご紹介しています。参考になさってください。

変形性膝関節症

高齢者の関節痛の中で最も多い疾患です。症状は主に3つあります。

動かすと痛い

安静にしていると痛みが出ず、膝を動かした時に痛みが出ます。たとえば、立ち上がった時や、歩き始め、階段の昇り降りをする時など。

長時間立っている時にも痛みが出ます。

安静にしている時に、強い痛み、熱感など炎症症状がある場合は、変形性膝関節症以外の病気の可能性を考える必要があります。

関節が腫れる

膝に水が溜まって関節が腫れます。

膝関節は関節包という袋で覆われていて、内側にある「滑膜」という組織から「関節液」が分泌されています。

通常、その量は通常1~3mL程度です。しかし、滑膜が炎症を起こすと、関節液の量は20〜30mLにまで増加します。

「膝に水が溜まる」とは、このような状態を指します。

水が溜まる直接的な原因は関節液の多量分泌であり、それは滑膜の炎症によってもたらされます。

つまり膝の水を抜いても、原因となる炎症が続いている限り、再び水は溜まります。

可動域がせまくなる

膝を動かせる範囲が狭くなります。その結果、膝の曲げ伸ばしや正座ができなくなります。

最初は左右どちらかが悪くなりますが、悪い方をかばって歩くうちに反対の膝まで変形してきます。さらに進行すると、ガニ股になります。

痛みや違和感を感じたら早めに来院を

膝の症状はいきなりはっきりと現れるわけではありません。

初期は動き始めた時に、膝がこわばる、動かしにくい、痛みのような鈍い感覚として感じます。動き出してしばらくすると自然に消えるため、そのまま放置しがちです。

膝は歩行に関わる関節の中で最も大きく、構造的にも変形が進みやすい部位です。その上、ずっと歩行を支えなければならないので、安静にすることが難しいです。

当院では、膝の状態にあわせた専門手技がたくさんあり、改善をあきらめていた方が喜ばれる姿をたくさん見てきました。

ただ、一度すり減った軟骨はもとには戻らないので、痛みや違和感を感じたら、少しでも早く来院されることをおすすめします。

膝裏の痛み

筋肉・筋膜からくる痛み

膝裏の内側にはふくらはぎの筋肉が、その側にはもも裏の筋肉の腱が付着して、疲れがたまりやすい場所です。

筋肉が骨に付着する腱の部分に痛みが起こると、違和感や痛みがなかなか取れずに長引くことあります。

深部には膝窩筋(しつかきん)という筋肉もあり、ランニングなどで筋肉や腱に繰り返し負担がかかると痛みを起こします。

また、膝窩筋がこわばると、膝を曲げづらくなってしまいます。曲げた時に、膝裏にものが挟まるような感じがするのは、この筋肉が原因かもしれません。

神経性の痛み

膝裏の痛みは、坐骨神経が原因の場合があります。

腰痛や坐骨神経痛があると、膝裏に神経性の痛みが起こることがあります。

詳しくは、▶坐骨神経痛を参照ください。

ベーカーのう腫

画像引用元:https://ameblo.jp/hazama0320/entry-12640685033.html

変形性膝関節症などで、関節液、いわゆる「水」が溜まることがあります。

そして、その関節液が膝裏の滑液包という袋に流れ込み、腫れて痛みや違和感などの症状を起こすことがあります。

これをベーカーのう腫といいます。

膝裏がボコッと腫れ、違和感や不快感などがあります。痛みは強くなりにくい特徴があります。

腫れが大きくなると、しゃがんだり正座をしたりする時に痛みやしづらさを感じます。

腫れは自然に消えていきますが、何らかの理由により関節液が急増し、のう胞が破裂することがあります。

のう胞ができるのは、変形性膝関節症などの原因があるためです。

それらを解消することで腫れや痛みが治まってきますが、発症から時間が経っている場合には、改善が見込めない場合もあります。

ジャンパー膝 : 膝の皿の下の痛み

ちょうど膝立ちした時に地面に当たるところが痛みます。

ジャンパー膝とは、ジャンプや着地動作の多いバスケやバレー、キックやダッシュを繰り返すサッカーなどに見られます。

10代男性に多く、成長期の選手は骨の成長に筋肉が追いつかないまま、太もも前面の筋肉を使うことで膝蓋靭帯に負荷が加わり、痛みを発症します。

放っておいて自然に治ることもありますが、中には、なかなか治らずに時間が経過することも少なくありません。

当院では、ジャンパー膝に対応した専門施術があり、 なかなか治らず改善をあきらめていた方が喜ばれる姿をたくさん見てきました。

いろいろな治療をしてきたにもかかわらず治る手ごたえがなかった場合は、はやめにご相談くださいね。

ランナー膝 : 膝の外側の痛み

歩いたり走ったりすると膝の外側が痛い場合、腸脛靭帯炎の可能性があります。

腸脛靱帯炎は、ランナー膝とも呼ばれ、ランニングによる膝障害の代表です。

膝の屈伸運動を繰り返すことによって、腸脛靱帯が大腿骨とこすれて炎症を起こし、痛みが発生します。

特にマラソンなどの長距離ランナーに好発します。

初期はランニング後に痛みが発生し、休むと消失します。症状が進行すると、次第に痛みが強くなり、ランニング後も簡単に消失しなくなってきます。

ランナー膝はなかなか治りづらく、一時的に中止してもまた走り出すと痛みがでてしまい、何か月も痛みが引かない方が多くいます。

当院では、ランナー膝に対応した専門施術があり、 なかなか治らず改善をあきらめていた方が喜ばれる姿をたくさん見てきました。

いろいろな治療をしてきたにもかかわらず治る手ごたえがなかった場合は、はやめにご相談くださいね。

オスグッド病 : すねの骨上端の痛み

スポーツを盛んに行う成長期の小中学生(主に男子)に起こります。

ジャンプやダッシュなどの動作のくりかえしにより、膝蓋骨(膝の皿)を引っ張る力がすねの部分に加わります。

結果的に、膝の皿の下5㎝ほどのすねの部分に腫れと痛みを起こし、その部分が隆起してきます。

膝の曲げ伸ばしやランニング、ジャンプなどの動作で痛みが増します。

当院は、オスグッド病に特化した専門の施術で改善のサポートをしており、多くのクライアントさんで確実に効果を出しています。

また、オスグッド病になる方は、もともとの姿勢のクセや筋肉の硬さを持っている子が多いです。

そのため、患部だけでなく、姿勢改善や筋疲労の軽減、足首の調整などもあわせて行うことで、ケガしにくい、タイムの出やすい体づくりをサポートしています。

当院の膝の施術

まずは、医療機関を受診して適切な診断や治療を受けていただくことをおすすめします。

その上で、なかなかよくならない膝の症状に対して、当院では、膝のパターンに応じて症状に特化した調整をして回復を促します。

  • 膝の各種調整
  • 股関節の調整
  • 骨盤の調整
  • 坐骨の調整
  • 足首の調整

「膝まわりだけじゃないんですね」とよく言われますが、その症状というのは体のバランスの崩れのしわ寄せが、たまたま「その部位」に表面化しているにすぎません。

一見関係ないように見えて、影響していることが多いんです。当院では全体をみながら、細やかに調整していきます。

特徴1. 炎症の強い時期にも対応できます

当院の施術は、炎症を強めるような押したりもんだりの強い施術ではありません。

「え?こんな触れ方で治るの?」というほど、ソフトでやさしい施術です。でも、それは単に「力が弱い」ということではありません。

おひとりおひとりにあわせて、体がもっとも回復に必要としている刺激をおくります。

そのため、急性期であっても施術をすることが可能です。炎症をしずめるように働きかけますので、むしろ回復が早まります。

特徴2. もっとも回復を促す方法を探りあてます

体内部というは、私たちの理解を越えてつながっています。ツボなどもまさにそうですね。

ですから、患部とは別の個所を調整したことで痛みが軽くなるということが多々あります。

私たちの施術は、患部以外の場所からも回復に働きかけます。

どこを調整したら楽になるかは、人それぞれです。遠く離れた部位を調整したら、痛みがやわらぎ患部の動きが広がる人もいます。

また、痛い場所に触れなくても施術できるので、痛がりの方も安心して受けられています。

特徴3. 全身を調整します

当院は、患部だけを調整するのではなく、必ず全身を調整します。

今ある症状というのは体全体のバランスの崩れのしわ寄せが、たまたま「その部位」に表面化しているにすぎないからです。

全身状態が整うことで回復の土台ができ、症状の改善がスムーズになります。

いろいろ試したけれど改善しない場合の原因

不調の原因は、姿勢や運動不足からくる筋肉のコリや血流のとどこおりが原因と言われていますが、本当の原因はそうではありません。

私たち体の専門家から見ると、なかなか改善しない不調の原因は、自律神経システムの不具合にあると考えます。

体の調子をととのえる自律神経は、信号機のようなものです。それが、コントロールを失ってバラバラについたり消えたりするため、伝達がいきわたらず渋滞が起きている、それが症状としてあらわれているのです。

早めに専門家にご相談されることをおすすめします。

当院では、おひとりおひとりの不調の原因を見つけ出し、体質や骨格にあわせて調整します。また、体質に合わせたお家での対処法もお伝えしています。

「整体では治らない」と思っていた多くの方が、「体って楽になるんですね!」と喜んでお話しくださっています。

ひとりで悩む前に一度相談を

五十肩や腰痛、姿勢バランスなど、どこへ行っても改善しなかったお悩みを、私たちと一緒に改善していきましょう。

地域のみなさまが日々の不調から解放され、それだけでなく、ご自分の内面美・外見美をいつまでも実現していけるように、心を込めてサポートします。

大切なお体を預けるのにいきなり高い金額をはらうのは、勇気がいりますよね。公式LINEからでしたら、無料でご相談にのることができます(LINEでお答えできる範囲内です)。

どうぞご活用ください。