医療と整体のちがい
こんにちは。
美爽律整体アンリーシュ院長 澄田です。
■医療のしごと
まず、医療というのは
【検査→診断→治療】という流れです。
検査して異常を見つけて
診断して治療することなので、
検査で検出されるものしか
わかりません。
検査しても異常が見つからなかった
というのは
その異常を検出できるような
検査法が今現在ない、ということ。
そして、治療は今は
大半のケースが薬物療法です。
薬を使って
不快な症状を抑え
異常な検査値を正していく
というのが主流。
つまり
【検査して診断して薬を出す】のが
お医者さんの仕事、なわけです。
だから
「受診したのに薬しかもらえなかった」
というのは
お医者さんの仕事に照らし合わせれば
そりゃその通り、
ということになります。
■整体のしごと
整体は体を扱うので
医療に近いところにあると
思われがちですが
実際はかなり違います。
整体は
不具合を起こしている体の箇所を
調整するもの。
なので
「腰椎ヘルニア」だろうが
「脊柱管狭窄症」だろうが
「産後の腰痛」だろうが
どんな診断名が
ついていたとしても
整体としてやることに
大きな違いはありません。
腰の調子が悪いという
訴えに対して
診断名にかかわらず
骨盤や周辺の筋肉・筋膜を
調整する。
そうすると、腰痛が改善する。
膝が痛い、膝に水がたまる
という場合
医療では鎮痛薬やシップ、
水を抜く処置がされます。
整体なら
膝関節のズレをととのえます。
その結果、膝の負担が減るので
痛みが軽くなり
水が溜まらなくなります。
内臓の機能を上げる、
という整体もあります。
体がむくむ、という方には
医療なら
利尿剤が処方されます。
当院の整体なら
むくみにかかわる
心臓、腎臓の機能を上げる整体、
末梢の血流が上がるような整体
をします。
その結果、むくみが改善します。
どちらが優れていると
いうことではなく
医療と整体では
体の異常のとらえ方、アプローチが
全然違うということ。
そして
医療では「検査に異常がない」と
言われる不調に対して
整体は得意としています。
大切なのは
医療と整体の役割の違いを知って
上手に使い分ける意識です。
■日常の中で対処できることが健康の王道

そして、
できるだけこの三角形の中で
日常が送れるようにすることが
とても重要です。
今、病気療養中で
医療のお世話にならざるを得ない
という方もおられるでしょう。
少しずつ
医療の三角形から離脱できるように、
つまり
受診頻度が減り
薬の量が減り
日常生活の中でまかなえることが
増えていくように
気持ちを変え
生活を変えていくことが大切です。
私たちの整体に
そのサポートができれば
とてもうれしいです。



