美爽律整体サロン アンリーシュ 代表 澄田順子
このたびは「美爽律整体サロン アンリーシュ」ホームページをご覧くださりありがとうございます。
整体師の澄田順子です。
私は、縁結びで有名な出雲大社が遊び場だった、という神々ゆかりの場所で生まれ育ちました。
大学進学で地元を離れて以来、広島、久留米(福岡県)、岡山と移り住み、今は下関(山口県)在住です。
子どもの頃からの夢だった看護師へ
看護師の母の影響で、子どもの頃から心や体のことに興味関心を持っていました。
そして、当時まだめずらしかった看護系の大学へ進学し、夢だった看護師になりました。
しかし実際に医療現場に出てみれば、看護師のできることはわずか。
医療のなすすべなく、治らなかったり亡くなられたりする患者さんの看護をする毎日。理想とはほど遠い現実に、無力感を感じるようになりました。
業務のプレッシャーから体調を崩し、薬をのみながらの勤務も限界になり退職。
人生史上最悪な自分からの卒業
結婚して専業主婦になり、3人の子育てをしてきました。私の子育てはひどく、常にイライラして感情的に子どもを怒鳴るような、そんな毎日でした。
「このままでは自分も子どもも壊れてしまう」
心の危機に直面したのをきっかけに、「自分の嫌なところと向き合いたい」「家族関係をよりよいものにしたい」と一念発起し、心理学を学びました。
3か月目で自分が変わったことを自覚し、笑顔と会話のたえない家族関係へと変わりました。
「いくつになっても人は変われるんだ!」子育てに悩む多くのお母さんを救いたいと決心。
カウンセリングの勉強をし、子育て専門のカウンセリング・勉強会、問題行動のある子のセラピーを数多く実施してきました。
整体師の世界へダイブ
そして、さらなる転機が。心理学の勉強をする中で、ご縁あって整体師の方たちと学ぶ機会を得ました。
これまで、整体には、ほとんどかかわりのなかった人生。
長年わずらった患者さんのつらさに、自分の腕一本で向き合う方たちに、「こんな世界があったのか」と衝撃を受けました。
と同時に、看護師時代に「何とかしてさしあげたいのに何もできない!」と、もどかしい想いで看護にあたっていた数々の場面を思い出しました。
あの頃は、ただ見送るしかなかったけど、今ならなにかできるかもしれない。
そんな想いに突き上げられて、お知り合いになった宮崎県のゴッドハンド・真体療法創始者 野村忠司先生に弟子入りしました。
今は、体の症状や身体感覚を通してご自身の問題を解決していく整体師として活動しています。
父を看取った経験
思えばいつも、どうやったら人生がよりよくなるか、考えていました。
看護にせよ、心理学にせよ、専門的な勉強してきたのは、自分のためというよりも、それを家族や誰かのために活かしたいという想いが常にあったから。
そして、医療現場では看護師の役割に限界があるからこそ、医療ではない分野で、私にもっとできることはないか、模索してきました。
父が闘病3か月で他界した時、私は31歳でした。まだ4歳と2歳だった子どもたちを連れて、看病のため、何度も帰省しました。
母と私の想いはただ一つ。
延命だけ図るような不要な治療をせず、自然な形で最期を迎えさせてあげることでした。
自然な形で、自然に。自然に。それが、母と私の合言葉でした。
そんな父は、痛みに苦しむこともなく、管につながれることもなく、穏やかにゆるやかに、最後に手を振りながら人生を終えました。
だから、娘として後悔はありません。もちろん、できる限りのことをしてきました。
スマホもまだない頃、がんに効く薬がないかネットで探して、中国から取り寄せたりしました。
手足が長くすらっとしていた父のむくんでしまった脚が悲しくて、1時間マッサージし続けたこともあります。
あの時、私にできることはすべてやった・・・という想いに嘘はありません。
それでも・・・「もっと前の段階で気づいていたら何かできたのではないか」という想いは私の心のどこかにあって、活動の原動力になっていることは間違いありません。
病気になるもっと前の段階へ関わりたい
過去に戻ることはできませんね。あの時のあの対応を悔やむ・・・そのかわりに、その過去を「種」にして未来を育てていく、そんなチャンスはいつも与えられている気がします。
だから今、整体師という役割に巡りあったことは、天からのギフトだと思っています。
「困っているなら、あの人のところに行ってみたら?」と言っていただけるような存在になること。
それをめざしてこれからも、技術を磨き、人間性を高めていくつもりです。
不調のせいで、やりたいことをガマンしあきらめてきた人が、つらさを改善するだけでなく、かつてのような生き生きとした毎日を取り戻せるように。
悔いなく人生を送れるように。心を込めて、サポートをさせていただきます。あなたの大切な時間を使って最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。