「こんなに気をつけているのになぜ?」避ければ避けるほど近づいていく不思議
こんにちは。
美爽律整体アンリーシュ院長 澄田です。

子どもたちが小さい頃
「風邪をひかないように」と
気をつければ気をつけるほど
よく風邪をもらってきていました。
マスクをして、手洗いもして
うがいもして、消毒もして。
こんなに気をつけているのになぜ??
実は、意識のしくみとして
「~にならないように、気をつける」を
やりすぎると
そちらの方に
引き寄せられていくのです。
たとえるなら、自転車。
自転車に乗っている時
そんなことありませんか?
向こうからくる人を
よけようとすると、
なぜかお互いに近寄ってしまう。
自転車に乗っている時は
顔を向けた方へハンドルを
きってしまう習性があるので
よけようとして
相手を見れば見るほど
逆に近寄ってしまうのです。
私たちの意識というものは
つねにどこかに向くように
できています。
だから、あなたが
「避けたいもの」ばかりに
意識を向けると、
避けているはずなのに近寄っていた
・・・ということが起きるのです。
その180度反対側に
あるものはなんですか?
あなたが求める
「望ましい状態」は
どのようなものですか?
この世界には
そのどちらもあるんです。
あなたは常にその中間に立って、
どちらもあることを見ている。
シーソーの真ん中に立っている状態
それがバランスの取れた状態です。
どちらか一方に
極端にフォーカスしすぎると
バランスを欠いて傾きます。
もちろん「望ましい状態」ばかりに
フォーカスすることも
バランスを欠きます。
あ、でも、
傾くことが悪いことではありません。
それは、単に自分の意識が
真ん中からズレてしまったことを
知らせてきているだけ。
だから
気づいたら修正すればいい。
ただそれだけなんです。
ものごとが一番うまくいきやすい状態
というのは、
「望ましい状態」から
「望ましくない状態」まで、
すべての可能性が
あることを知ったうえで
その真ん中で
ユラユラバランスをとりながら、
自分のことを淡々としていく時、です。



