5月のかくれ脱水にご用心!かくれ脱水からくる体のダルさを防いで気持ちよく過ごすための方法
ゴールデンウィークが終わり、本格的に新年度が動き出すこの時期。
体のだるさや、気力のダウンなど、プチ不調になってはいませんか?
ここでは、この時期の体のととのえ方について、「脱水」という観点から述べていきます。参考になさってくださいね。
春はもっとも心身が変化にさらされる時
こんなことありませんか?
- 気分が落ち込み、仕事や学校に行くのがつらくなる
- 一日じゅう体のダルさがつづく
- 気力ややる気が落ちているのがわかる
- いつもより、疲れがとれない
この時期の不調は、季節性怠惰症候群、いわゆる「五月病」と言われています。
プチ不調、くらいの自覚ですむものから、仕事や学業にまで支障をきたすような深刻なものまでさまざまです。
中には「怠けている」「メンタルが弱い」など、本人の気力の問題にされてしまうこともあります。周囲に理解してもらえないのは、つらいことですね。
気候に合わせようと体はフル稼働
実はこの時期というのは、疲れが出てきて当然の時期なんです。
なぜなら、春先からずっと続いている体内調節のピークがきているから。
春先の2~4月の時期というのは、高気圧と低気圧が交互にやってきて、毎日のように天候が変わります。
春の陽気化と思ったら、翌日は急に冷え込んだり。春一番のような強風が吹いたり、菜種梅雨と呼ばれる長雨が続いたり。
この時期は、はおり物や上着の調節が必要ですよね。
高気圧の時は体は軽いですが、低気圧の時は体が膨張して重くなります。体にかかってくる圧の変化にも対応しなければなりません。
寒いなら寒い、暑いなら暑いで気候が一定だと体は順応できますが、毎日違うとそれに順応するだけで大変。
そういった外側の変化に対応しながら、体は活発化していく。それは相当のエネルギーを消耗します。
社会から外れないようにメンタルもフル稼働
しかも、日本の場合、この時期にあわせて年度の切り替えがあります。
進級や進学、異動や引っ越し。就職や退職。自分の場合だけでなく、家族の場合も。
多くの人が、何らかの新しい環境を迎え、新しい人間関係に出会います。
哺乳類の本能として「群れから外れる」ということを、私たちはもっとも恐れます。
だから、新しい環境で孤立しないように、仲間と認識してもらえるようにとメンタルもフル稼働。自分が思っている以上に、緊張にさらされています。
それが心身ともにひと段落を迎えるのが、5月の連休明け。ちょうど今頃なんです。
体のダルさは「かくれ脱水」のことも
私たちが子どもの頃と違い、5月は「暑い」季節になりました。
湿度が低くムシムシしていないので、自覚症状を持ちにくいのですが、体のダルさをうったえる多くの人が「かくれ脱水」になっている可能性があります。
冬から進行している「かくれ脱水」
秋から冬にかけては、普段の生活で汗をかくことはありません。
しかし、夏場とは異なる原因で体の水分量が不足しやすくなります。その原因とは「乾燥」。
体の水分は汗や尿のほか、皮膚からの水分蒸発や呼気(吐く息)によっても外に出ていきます。
湿度が低く乾燥する冬はこの水分蒸発が進むため、より体内水分が失われやすい傾向にあります。
また、暑い夏にくらべると喉の渇きを感じにくいですね。トイレが近くなるからと、水分を積極的にとらない人も多くなりがちです。
結果的に、体の水分量が不足しやすくなるのです。
このように、知らず知らずのうちに体の水分が失われ、自覚のないまま脱水状態に陥ることを「かくれ脱水」といいます。
そして、活動性が高まり気候が暑くなる5月に、表面化してくるのです。
どんな方法で水分補給したらいい?
ここでは私が2022年2月からやっている方法をお伝えします。
それは、水分補給に「塩」を混ぜること。うすい塩水を飲むことです。
飲み水を「塩水」に変える・・・なんて聞くと、大丈夫なの?と思う方もおられるかもしれません。
でもご心配なく。ここでいう塩水とは、体液とほぼ同じようなごくごくうすい「塩水」なんです。
濃度は0.1%。1リットルの水に、1グラム(ひとつまみ)です。
私は、真水を飲むのが苦手なのですが、この塩水は水特有の「カド」がとれていてとてもまろやか。水を飲むのが苦手という方でも抵抗なく飲めます。
海の近くのおうちの井戸水や、小さな島の水道の水はナトリウムが溶け込んで、こんな味がします。
どんな塩を使うか・・・ですが、いわゆる食卓塩はおすすめしません。ミネラル分がないからです。
逆に「にがり」の多いものもおすすめしません。マグネシウムが多いと胃が重くなるからです。
私が購入したのは、源気商会のクリスタル岩塩。パウダー状のものが使いやすいです。
下のリンクは、1㎏ですが、塩1キロってまあ多いです(笑)。料理のほか、お風呂にも使えます。
1㎏は多いという方は、割高ですが少なめのものもあります。
飲む量は、私個人の意見としては、1日に2リットルも3リットルも飲むのはおすすめしません。腎臓に負担がかかるからです。
朝起きた時
汗をかく運動の前・後
食事中
入浴前・後
寝る前
などに、意識して飲むようにしています。
塩分が入っているので、体が欲しがっている時はごくごく飲めますし、もう十分かなという時は味が微妙に変わります。
そうやって、塩水を飲みながら自分の体の声を聴くことができるもの興味深いです。
塩水健康法まとめ
質のよいお塩を使う
水1リットルに、塩1グラム(ひとつまみ)が基準
のどが渇く前に補給する
1日にどれくらい摂るかは、体と相談する
もっと詳しく知りたい方はこちらの本をどうぞ
血圧が高いので塩をとるのは抵抗があるという方へ
西洋医学では「塩分過多は血圧を上昇させる」というのが定説です。私も長くそう信じてきました。
血圧が高くなるのは、そうせざるを得ない事情が体の方にあるからです。
当院の施術には、「血圧を調節」する施術があります。低い血圧を高くすることも、高い血圧を低くすることも可能です。
世間一般では、「高血圧は一生薬を飲むしかない」と思われていますが、当院では血圧の高低は体のある部位のねじれに原因があると考えています。
ですので当院でそのねじれを解消すると、血圧が望ましい状態になります。
整体でそんなことが可能なのか、と不思議に思われるかもしれませんが、これまでの多くの実例がそれをはっきりと示しています。
血圧が気になる方は、ぜひ一度ご相談ください。
いろいろ試したけれど改善しない場合の原因
不調の原因は、姿勢や運動不足からくる筋肉のコリや血流のとどこおりが原因と言われていますが、本当の原因はそうではありません。
私たち体の専門家から見ると、なかなか改善しない不調の原因は、自律神経システムの不具合にあると考えます。
体の調子をととのえる自律神経は、信号機のようなものです。それが、コントロールを失ってバラバラについたり消えたりするため、伝達がいきわたらず渋滞が起きている、それが症状としてあらわれているのです。
早めに専門家にご相談されることをおすすめします。
当院では、おひとりおひとりの不調の原因を見つけ出し、体質や骨格にあわせて調整します。また、体質に合わせたお家での対処法もお伝えしています。
「整体では治らない」と思っていた多くの方が、「体って楽になるんですね!」と喜んでお話しくださっています。
ひとりで悩む前に一度相談を
五十肩や腰痛、姿勢バランスなど、どこへ行っても改善しなかったお悩みを、私たちと一緒に改善していきましょう。
地域のみなさまが日々の不調から解放され、それだけでなく、ご自分の内面美・外見美をいつまでも実現していけるように、心を込めてサポートします。
大切なお体を預けるのにいきなり高い金額をはらうのは、勇気がいりますよね。公式LINEからでしたら、無料でご相談にのることができます(LINEでお答えできる範囲内です)。
どうぞご活用ください。