運動するのは何のため?健康目的でやりだすと自律神経がおかしくなる

こんにちは。
美爽律整体アンリーシュ院長 澄田です。

心身ともに健やかで充実した毎日を
送るためには

自律神経のうち、
特に腹側迷走神経系が
適切に機能する環境を
整えることが、最も重要です。

ところで、
日頃から運動習慣を取り入れて
いますか?

体を動かすことは
心身の健康に大切な要素の一つ。

うちに来られる患者さんも、
ジムやプール、ヨガに通ったり、
自宅で動画を見ながら
エクササイズをしたりと、

みなさん健康維持に
熱心に取り組んでおられます。

体を動かすことで血行が促進され
体が温まって滞りが解消されます。

その結果、
心身ともにリフレッシュでき
気分もスッキリに。

私自身も、
頭が重く感じていた時に、
あえて適度な運動をすると

頭痛が自然と和らいでいた
経験があります。

このように
体を動かすことで
心身の調子が整っていくのを
実感しています。

運動は
心身の健康に大切な要素ですが、

それを「義務」や「ノルマ」
として捉えてしまうと、
かえってストレスに。

むしろ
散歩や軽いストレッチなど
自分が楽しめる範囲で
無理なく続けられる運動を
選ぶことが大切です。

例えば、朝の散歩で
鳥のさえずりを聴きながら
深呼吸をしたり、

お気に入りの音楽を
聴きながらヨガをしたり

友人とおしゃべりしながら
ウォーキングをしたり。

このように、運動そのものを
楽しみながら行うことで、

自然と心身がリラックスし
自律神経のバランスも整っていきます。

ポリヴェーガル理論の
視点からいうと

「気分よく過ごすために体を動かす」

ということが重要になってきます。

運動の目的を
「腰痛を治す」
「股関節の可動域を広げる」といった
健康改善に固執してしまうと

かえってバランスを
崩してしまう可能性があります。

大切なのは、体を動かすことで
得られる以下のような心地よい感覚です

・気持ちがいい
・リフレッシュできる 
・リラックスできる

このように
「気分よく過ごせる」ことを
第一に考えましょう。

実は、気分よく運動を続けることで
自然と体の不調も改善され
結果として健康な状態へと
導かれていきます。

「治さなければ」と
必死になって頑張りすぎることは
むしろ逆効果です。

そのようなあり方が
新たなストレスを生み、
さらなる痛みや不調を
引き起こす原因となってしまいます。