注意!鎮痛薬服用の習慣化で失うもの

こんにちは。
美爽律整体アンリーシュ院長 澄田です。
■つい痛み止めを飲んでしまう人へ
整体に来られる方にも
痛み止めを頻繁に飲む方が
いらっしゃいます。
- 痛いとすぐに飲む
- 効いてないけどとりあえず飲む
- 頭痛持ちで毎日1錠飲んでいる
- 痛くなる前に飲んでおく
- 生理の時は1週間で1箱消費する
学校があったり
仕事があったり、子育てがあったり
なんとか毎日を
送らなければならない中で
鎮痛薬しか頼るものがなければ
飲まざるを得ないのは
しかたないことだと思います。
ただ・・・
鎮痛薬が習慣化することで
痛みから逃げたはずなのに
痛みが追っかけてくる
という状況に陥ることも事実。
痛み止めのマイナスの作用を知って
薬を飲むサイクルから
離脱できるように
体質を改善していくことが大切です。
■鎮痛薬は痛みをとるだけではない
痛み止めはなんという名目で
売られているかご存知ですか?
解熱鎮痛薬 です。
解熱薬であり鎮痛薬なんです。
発熱した時に解熱剤を飲むと
1~2℃下がりますね。
痛み止めとして飲んだ時にも
同じことが起こります。
つまり
痛み止めを飲むと
体温が下がり、体が冷えるのです。
体が冷えると血行が悪くなり
痛みを起こしやすくなります。
痛みから逃れるために
痛み止めを飲んだのに
かえって痛みが起きやすくなる
そんな悪循環に
陥ってしまうんです。
このお話は
薬剤師さんが教えてくれました。
「だから痛み止めは本当に飲まない方がいい」
鎮痛薬が習慣化している
多くの方が知らないお話です。
■鎮痛薬にハナから期待していない私
では私は・・・というと
鎮痛薬はもう20年以上飲んだことありません。
寝込むような頭痛の時も
感染症で39℃出た時も
ぎっくり腰で動けない時も
解熱鎮痛薬を飲むという考えは
浮かびません。
以前は飲んでいました。
その頃は
肩こりが悪化して頭が痛くなると
数日寝込むようなサイクルが
毎月ありました。
その時に、
痛み止めを飲みましたが
まっっったく効きませんでした。
効かないから追加で飲む、
という発想もありませんでした。
そのかわり、この頭痛が
薬を飲もうが飲むまいが
きっちり3日で治るということに気づき
それ以来
鎮痛薬をアテにすることは
なくなりました。
性分的に、ガマン強いのも
あるかもしれません。
ただ、私はこの経験のおかげで
痛み止めから離脱できました。
■自分がどうしたいか決めること
鎮痛薬で痛みを抑える
というサイクルで体を回すと、
やがて体の中は狂います。
それは整体をしていると
体の反応に差が出るので
よくわかります。
薬を多用されている方は
そうでない方にくらべて
整体をした時の反応が
はやり鈍くなります。
自分の体をまわすサイクルに
できるだけ
薬を組み込まないことが一番重要。
痛み止めを飲むか飲まないかは
自分の意志で決めれるので
今日からやめる!
そのかわり
よくなるまでの痛みを引き受ける!
と決めれば
すぐにやめることはできます。
すぐにやめれないとしても
「減らしていこう」と決めた方は
生活が変わっていくので
症状も体もちゃんと変わっていきます。
よくなったら飲むのをやめる
のではなく
よくなるために飲むのをやめる
という切り替えが
必要かもしれません。



